ロケットケンキュウシツ
ガレキ・プラモ・TOY・映画など趣味についての雑記
2009/06/04(木)
留ブラnanoができるまで その3
前回までの工程で切削用の3Dモデルデータができました。
これをMODELAで切削するためにCAMソフトで切削パスを計算します。
僕は製品付属のMODELA Player 4(以下MP4)を使用しています。

最初に3DCGソフトからDXF形式で出力したデータをMP4に読み込んで切削サイズを指定します。
CGデータは原寸なので、留ブラnanoの1/5スケールに合わせて倍率を約20%に変更します。
(シリコンやレジンの収縮を考慮して少し大きめにしています。)

   DXF読み込み


続いて切削原点、材質等の初期設定を行った後、切削工程を設定します。
切削工程は大きく分けて面出し荒削り仕上げの3段階。
それぞれの工程を簡単に説明すると、

 面出し:切削原点となる基準平面を平滑に切削します。

   面出し


 荒削り:全体の大まかな形状の切削を行います。

   荒削り


 仕上げ:細部の切削を行います。

   仕上げ


それぞれの工程で適切な切削条件を指定してやれば、MP4が切削パスを計算してくれます。
また、Virtual MODELAというシュミレーションソフトを使用して、加工結果や切削時間が確認できます。

切削に使用するエンドミルは、通常、後の工程ほど細い物を使用します。
太径エンドミルは一度に切削できる量が多いので切削時間を短縮できる反面、
細かい箇所を切削することができません。
逆に細径エンドミルは細部まで刃先が届く反面、折れやすく切削時間も長くなります。
その他、エンドミルの移動スピードやパスの間隔も形状に合わせて変更します。
こうして各パラメータを調整後、実際の切削工程に移ります。

   切削シミュレーション


参考までに、画像のブラスター本体の場合、

 面出し:4mmスクエア 0.5時間 
 荒削り:1mmスクエア 17.5時間
 荒仕上げ:1mmスクエア 9.5時間
 仕上げ:0.5mmスクエア 13.0時間

トータルの予想切削時間は40.5時間となりました(´Д` )
(実際はエンドミルの取替や掃除、寝過ごしw等があるのでもっと長くなります)


 ~ まだ続く ~
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コメント
この記事へのコメント
ハリコレさんから早速本日届きました!
いや~(--)スケール感じさせない精巧な作りにビックリです!!

早速記事UPさせていただきました(^^)
すみません。。m(__)m勝手にRocketさんのブログ紹介させていただきました。m(__)m
お許しくださいませ・・・。m(__)m
2009/06/13(土) 20:21:35 | URL | ぽんこ #-[ 編集]
ありがとうございました
> ぽんこさん

お褒めいただいたうえにブログの紹介までしていただき
本当にありがとうございます。

勝手ながらこのブログにぽんこさんへのリンク入れさせて
いただきました。

今後ともよろしくお願いします。
2009/06/15(月) 11:51:18 | URL | Auther:Rocket #-[ 編集]
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