ロケットケンキュウシツ
ガレキ・プラモ・TOY・映画など趣味についての雑記
2009/05/26(火)
留ブラnanoができるまで その2
5月21日に始まった留ブラnanoの予約販売ですが、既に完売とのことでビックリです。
お買い上げくださった皆様、本当にありがとうございました。

前回はデータの分割について書きましたが、
今日は切削データの作成について(後編)です。

パーツを分割して切削可能な形状にしても、まだMODELAには送れません。
今回はワックスを切削してそのままシリコンに反転するので
パーツの他にも型合わせ用のダボやレジンの湯口が必要です。
また、気泡が入ったりしないよう各パーツの配置も頭の使いどころ。

ちょっとわかりにくいですが、手順を箇条書きにしてみます。

型合わせ面の作成
 Z(奥行き)=0を原点に、XY方向の基準平面を作ります。
 この平面がシリコン型の合わせ面になります。
切削データ作成手順1

メイン湯口の作成
 基準平面上にメインの湯口を配置します。
 ※このデータでは配置が時計回りに90°回転しています。
切削データ作成手順2

各パーツの配置
 湯口を基準に下→上、中央→外側に向かって大きいものから順にパーツを配置していきます。
 配置が終わったら、メインの湯口と各パーツをつないでおきます。
切削データ作成手順3

ダボの作成
 基準平面上に円、もしくは四角形を押し出してダボを作ります。
 このとき押し出し形状に少しテーパーをかけておくと、シリコン型が長持ちします。
切削データ作成手順4

傾斜面の追加
 切削面に大きな垂直段差が存在すると、エンドミルが折れやすくなります。
 これを防ぐため、基準平面外周に傾斜面を追加します。
切削データ作成手順5

基準面の両面化、及び全体の回転コピー
 基準平面を両面化して裏側の合わせ面を作成します。
 最後に全データをコピーしてY軸方向に180°回転させれば表裏両面を一度に切削できます。
切削データ作成手順6

こうして作成したデータをdxf形式に変換して、ようやくMODELAの出番となります。


 ~続く~


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