ロケットケンキュウシツ
ガレキ・プラモ・TOY・映画など趣味についての雑記
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2014/08/23(土)
ドラゴンズクラウン レッドドラゴン製作記 その4
一品物と違い、ガレージキットとして頒布するとなると
複製の事を考慮しないわけにはいきません。

特に、薄いパーツや小さいパーツは粘土埋めが難しく
成型不良や気泡混入が発生しがちなので、
自分の場合、こういったパーツは型まで一緒に原型にしています。
今回のドラゴンでは翼と頭部左右のヒレをこの方法で作りました。
簡単ですが、以下に手順を書きます。

手順1. ワックスブロックの大きさのサーフェスを配置します。
ドラゴンズクラウン レッドドラゴン翼モールド作成手順1


手順2. Zbrushからインポートしたパーツを配置します。
ドラゴンズクラウン レッドドラゴン翼モールド作成手順2


手順3. レジンの流れを考えながら湯口、エア抜きを追加します。
ドラゴンズクラウン レッドドラゴン翼モールド作成手順3


手順4. 手順1.のサーフェスからパーツ周囲を少し大き目にトリムします。
ドラゴンズクラウン レッドドラゴン翼モールド作成手順4
ドラゴンズクラウン レッドドラゴン翼モールド作成手順5


手順5. 各パーツのエッジと型をサーフェスで繋ぎます。
ドラゴンズクラウン レッドドラゴン翼モールド作成手順6


手順6. ダボとなる曲線を配置して手順1.のサーフェスを分割します。
ドラゴンズクラウン レッドドラゴン翼モールド作成手順7


手順7. 分割した内側のサーフェスをZ方向にダボの深さ分移動します。
ドラゴンズクラウン レッドドラゴン翼モールド作成手順8

以上で切削データは完成です。
型の表面はソリッドではなくペラペラのサーフェスですが、
Modelaで切削する場合、このままでも問題はありません。
後は、STL形式に変換してModelaに出力します。

ドラゴンズクラウン レッドドラゴン翼モールド切削シミュレーション


切削時間は裏表合わせて40時間程度でした。
ドラゴンズクラウン レッドドラゴン 翼ワックスモールド

参考
 使用エンドミル
  面出し:2.5mm Square
  粗削り:2.5mm Square
  粗仕上:1.0mm Square
  細部仕上:R0.5 Ball、R0.2 Ball


シリコン型の完成。
ドラゴンズクラウン レッドドラゴン 翼 シリコン型


テスト注型1回目。
圧力鍋で加圧したこともあって、結果は良好でした。
ドラゴンズクラウン レッドドラゴン 翼 シリコン型


これでレッドドラゴン本体の原型が揃いました。

次回 その5 はベース編です。



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2014/08/09(土)
ドラゴンズクラウン レッドドラゴン製作記 その3
ワンフェス2014冬で初出展したドラゴンズクラウンのレッドドラゴンを、
2014夏での再出展にあたり、新規申請で原型も全て作り直す事にしました。

前回同様、原型製作はデジタル基本。
翼と一部パーツのみModela製、本体は立体出力サービスのハイブリッド原型です。

今回出力をお願いしたのはDMM.comの3Dプリントサービス。
stl形式に変換したデータをしてアップロードして待つこと数時間。
チェック完了の連絡後、素材を選んであっさり注文完了でした。

ドラゴンズクラウン レッドドラゴン データチェック


■■■ 出力依頼内容 ■■■

出力品のサイズ
X:140.008mm
Y:69.211mm
Z:52.538mm

素材
アクリル高精細(エクスプレスサービス)

出力費用
約30,000円(通常出力費用+エクスプレスサービス費用)

納期
データアップロードから5日目に到着。

出力品
ドラゴンズクラウン レッドドラゴン出力原型

IPAで脱脂後
ドラゴンズクラウン レッドドラゴン出力原型(脱脂後)

ドラゴンズクラウン レッドドラゴン出力原型(頭部アップ)


高精細の名の通り、3mmにも満たない細かい鱗や歯までキッチリ出力されています。
出力機の特性上、サポートが付く下側は若干ざらついていましたが、
この後少し磨く程度で綺麗になりました。
また、納品時に適当に配置したパーツも出力時に再配置されているようで、
滑らかな面が外側になるように配慮されているのも好印象でした。

Modelaで作った翼、頭部のヒレはその4に続く

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2014/08/07(木)
ドラゴンズクラウン レッドドラゴン製作記 その2
前回はZbrushのモデリングまで書きました。
(途中大幅に省略してますが...)

モデリングが終わったら次はいよいよ立体化です。
切削、3Dプリンタによる立体出力のどちらの方法にも一長一短がありますが、
2014年冬のワンフェスでは、慣れている切削加工で作ることにしました。

主な加工手順は

 1.ダイナメッシュのブーリアンでパーツ分割、ダボ付け

 2.3D Print Exporterでstl形式に変換

 3.Rhinocerosに読み込んでサポート追加

 4.Modela Player 4 で切削パスを生成して切削

といった感じです。
stl変換の時点でかなりサイズが大きくなったので少し不安だったのですが、
案の定、手順4.で問題発生。
Modela Player 4ではデータサイズが大き過ぎてまともに動きませんでした。
仕方が無いのでDecimation Masterで少しずつ頂点数を減らしていって
なんとか読み込めるデータになりました。
2014080601.jpg

2014080602.jpg

2014080603.jpg


あとはひたすらワックスブロックの切削です。
φ2.5スクエアからR0.1ボールまで各種エンドミルを駆使すること数日。
切削が終わったワックスのワークをレジンで複製して原型の完成となりました。
2014080604.jpg



サイズが小さい事もあって、思ったより高精細な印象でしたが、
元データと比較すると細部が十分再現できず、個人的には少し不満が残りました。

そんなわけで、次回夏のワンフェスでは立体出力原型を試してみようと思ったのでした。

 その3に続く


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