ロケットケンキュウシツ
ガレキ・プラモ・TOY・映画など趣味についての雑記
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2009/06/29(月)
留ブラnanoができるまで その4
前回から少々時間が空いてしまいました m(_ _)m
いや、決して遊んでたわけでは無いんですが
こんな感じで....
留ブラnano組立中


前回で完成した切削データをいよいよModelaに出力します。
言ってみれば、モニターの中のデータが手に取れる立体に生まれ変わるわけで、
完成した切削原型を見るといつも感動してしまいます(ちょっと大袈裟かな)

まずは切削材料の準備。
僕はほとんどいつもモデリングワックスを使っています。
もともとジュエリー原型用の素材なので、
主に宝飾関係の材料を取り扱っているお店で手に入ります。

やや高価で、原型に使用するためには一旦別素材に置き換える必要がありますが、
 ・柔らかいので加工時間が短く、エンドミルが折れにくい
 ・比重が高いので切削屑が空気中に飛ばない
 ・切削屑を集めて再利用できる
といった多くのメリットがあります。

写真のサイズ(148×100×40mm)で2000円弱といったところ。
今回のnanoなら両面を使用すれば1個で十分です。
ブロックワックス


材料が揃ったら切削の準備です。
テーブルにワックスを両面テープで貼り付けて
エンドミルの先端位置を合わせて切削スタート。
後は時々切削屑を掃除しながら切削完了を待ちます。
Modela切削中


因みに、切削中は結構大きな音が出ます。
ご近所や家族からクレームが出ないよう、うちのModelaは自作の防音ボックスに入れてます。
防音ボックス


数度のエンドミル交換、掃除を経て出来上がったのがこちら
切削結果


切削結果も良好でModelaの出番はひとまず終了
CloseUp1

CloseUp2

次はワックスモールドをレジンに反転します。

~もう少し続く~
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2009/06/04(木)
留ブラnanoができるまで その3
前回までの工程で切削用の3Dモデルデータができました。
これをMODELAで切削するためにCAMソフトで切削パスを計算します。
僕は製品付属のMODELA Player 4(以下MP4)を使用しています。

最初に3DCGソフトからDXF形式で出力したデータをMP4に読み込んで切削サイズを指定します。
CGデータは原寸なので、留ブラnanoの1/5スケールに合わせて倍率を約20%に変更します。
(シリコンやレジンの収縮を考慮して少し大きめにしています。)

   DXF読み込み


続いて切削原点、材質等の初期設定を行った後、切削工程を設定します。
切削工程は大きく分けて面出し荒削り仕上げの3段階。
それぞれの工程を簡単に説明すると、

 面出し:切削原点となる基準平面を平滑に切削します。

   面出し


 荒削り:全体の大まかな形状の切削を行います。

   荒削り


 仕上げ:細部の切削を行います。

   仕上げ


それぞれの工程で適切な切削条件を指定してやれば、MP4が切削パスを計算してくれます。
また、Virtual MODELAというシュミレーションソフトを使用して、加工結果や切削時間が確認できます。

切削に使用するエンドミルは、通常、後の工程ほど細い物を使用します。
太径エンドミルは一度に切削できる量が多いので切削時間を短縮できる反面、
細かい箇所を切削することができません。
逆に細径エンドミルは細部まで刃先が届く反面、折れやすく切削時間も長くなります。
その他、エンドミルの移動スピードやパスの間隔も形状に合わせて変更します。
こうして各パラメータを調整後、実際の切削工程に移ります。

   切削シミュレーション


参考までに、画像のブラスター本体の場合、

 面出し:4mmスクエア 0.5時間 
 荒削り:1mmスクエア 17.5時間
 荒仕上げ:1mmスクエア 9.5時間
 仕上げ:0.5mmスクエア 13.0時間

トータルの予想切削時間は40.5時間となりました(´Д` )
(実際はエンドミルの取替や掃除、寝過ごしw等があるのでもっと長くなります)


 ~ まだ続く ~

テーマ:プラモ・模型 - ジャンル:サブカル

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