静岡ホビーショーで同時開催される第28回モデラーズクラブ合同作品展に
昨年作ったグレートシングを展示させていただける事になりました。

今更ではありますが、自身の備忘録を兼ねて製作内容を少し紹介させていただきます。
グレートシングの立体を作るのは以前WFでキットを販売して以来、今回が2度目。
前回は15cm程度の大きさでしたが、今回は寸法で2倍、体積で8倍の大型モデルになりました。
当初はWF当時のデータを拡大して出力しようと思ったのですが、改めて見直すと気になる所が何箇所も・・・
結局メタセコイヤで作ったデータをRhinocerosでリファインする形でモデリングを進めました。


本体の出力はこの時初使用の3DプリンターZortrax。
プリント中に落雷で停電するハプニングがありましたが(笑、
それ以外は大きなパーツをノートラブルで出力することができました。
時間を節約するため粗目(0.19mm)のピッチで出力したので若干積層段差が目立ちましたが、
スポンジヤスリやペーパーで磨いたり、パーツクリーナーで均して処理しました。




小物パーツはModelaを使いました。
シリコン複製を前提に、型のダボ、レジンのゲート、エア抜きまでデータ化します。





完成データをSTL形式でエクスポート後、Modela Playerに読み込んでワックスを切削します。




シリコンで型取り後、レジンを流して小パーツが揃いました。





塗装は全てクレオスカラーです。
移動を考慮して、砲塔パーツはネオジム磁石で取り外し可能にしてあります。



展示台はカッティングシートを貼ったアクリル製のティッシュケースです。
WARNING の文字は点滅発光するようLEDで電飾しました。

以上、ダライアス外伝 ゾーンZ´BOSS グレートシングの製作記でした。
会場では5/13(土)、5/14(日)の二日間、南館No.209 Plainswalker様の卓に展示される予定です。
拙作の他にもR-TYPE、サンダーフォースV、アインハンダーといったSTG自機や
AC、FA関連作品が多数展示されます。
ホビーショーに行かれる方でお時間がありましたら是非お立ち寄りください。
昨年作ったグレートシングを展示させていただける事になりました。

今更ではありますが、自身の備忘録を兼ねて製作内容を少し紹介させていただきます。
グレートシングの立体を作るのは以前WFでキットを販売して以来、今回が2度目。
前回は15cm程度の大きさでしたが、今回は寸法で2倍、体積で8倍の大型モデルになりました。
当初はWF当時のデータを拡大して出力しようと思ったのですが、改めて見直すと気になる所が何箇所も・・・
結局メタセコイヤで作ったデータをRhinocerosでリファインする形でモデリングを進めました。


本体の出力はこの時初使用の3DプリンターZortrax。
プリント中に落雷で停電するハプニングがありましたが(笑、
それ以外は大きなパーツをノートラブルで出力することができました。
時間を節約するため粗目(0.19mm)のピッチで出力したので若干積層段差が目立ちましたが、
スポンジヤスリやペーパーで磨いたり、パーツクリーナーで均して処理しました。




小物パーツはModelaを使いました。
シリコン複製を前提に、型のダボ、レジンのゲート、エア抜きまでデータ化します。





完成データをSTL形式でエクスポート後、Modela Playerに読み込んでワックスを切削します。




シリコンで型取り後、レジンを流して小パーツが揃いました。





塗装は全てクレオスカラーです。
移動を考慮して、砲塔パーツはネオジム磁石で取り外し可能にしてあります。



展示台はカッティングシートを貼ったアクリル製のティッシュケースです。
WARNING の文字は点滅発光するようLEDで電飾しました。

以上、ダライアス外伝 ゾーンZ´BOSS グレートシングの製作記でした。
会場では5/13(土)、5/14(日)の二日間、南館No.209 Plainswalker様の卓に展示される予定です。
拙作の他にもR-TYPE、サンダーフォースV、アインハンダーといったSTG自機や
AC、FA関連作品が多数展示されます。
ホビーショーに行かれる方でお時間がありましたら是非お立ち寄りください。

4月15日(土曜日)に開催された第2回16bitModelsゲーム模型展示会に参加しました。
昨年の第1回同様、多くの方にお越しいただき、大盛況の展示会となりました。
ご来場いただいた皆様には深く御礼申し上げます。
今回、本業が忙しくて製作の様子をあまり投稿できなかったので、余韻の残っているうちに製作過程をまとめておこうと思います。
第2回の題材に選んだアイレムのスペランカーはご存じの方も多い有名タイトルですが、展示会に向けどう立体化するかが中々決まりませんでした。
最初はサイドビューのゲーム画面をそのまま再現しようと思ったのですが、製作を進めていくうちに単なるトレース作業ではつまらないと感じて計画を変更。
パッケージを再現したシャドウボックス形式のジオラマとして仕切り直しました。
■ ボックス
本体は細角材のフレームに7mmMDF合板の箱組み。
正面はタミヤの2mmプラボードとZortrax出力パーツでファミコンカセットをイメージした外枠を作りました。


当時のアイレムソフトといえば「発行ダイオード付き」は忘れてはいけないポイント(笑
卵パックをヒートプレスして作った半球をクリアレッドで塗装して内側にLEDを仕込みました。

■ ゴースト
ZbrushでモデリングしてZortraxで出力しました。
フィラメントには透明素材のZ-GLASSを初めて使ってみましたが、
他の材質と比べて粘りがあるので積層段差の処理は一苦労でした。
素材を生かして蛍光ピンク、ルミナスピンクを下地が透けるように吹いた後、つや消しでオーバーコートしています。



■ 主人公
ゴーストの表面処理が終わったところで痛恨のミス発覚。
出力時の設定を間違えて左右反転(ミラー状態)になっている事に気付きました...
出力をやり直す時間は無かったので、止むを得ずゴーストに合わせて左右反転しました。
何故か左利きなのはそのせいです(笑

フィラメントはZ-ULTRATを使用して最高解像度の0.09mmで出力。
上手く出力できなかった細部はエポキシパテで修正しました。

■ 小物
神殿、宝箱はRhinocerosでモデリング、髑髏はフリー素材を変形加工しました。



出力は全てZortraxのZ-ULTRAT、0.09mm出力です。



宝箱に詰まった金貨は傍にあったゼラーナのランナーを輪切りにして作りました(笑


■ ベース
昨年のドロオフでWildRiver荒川さんから教わったテクニックを実践してみました。
スタイロフォームを削った上にDAISOの黒い軽量粘土を盛って地面を表現しています。
歯ブラシでテクスチャを加えてサンディブラウン、レッドブラウン、ブラックを重ね吹きの上に洞窟内の濡れた雰囲気を出すため、部分的にクリアーを吹いて仕上げとしました。


■ 電飾
16bitModels会場は照明が暗めなので電飾が非常に効果的です。
僕自身電飾はまだ初心者なのですが、今回はArduinoを使った複数の発光パターンにチャレンジしました。
・外枠:赤(常時点灯)
・天井:ウォームホワイト(常時点灯)
・神殿:アイスブルー(ゆらぎ点灯)
・神殿 ボトム照明:UV(常時点灯)
・ゴースト ボトム照明:UV(フェードイン/アウト)
・宝箱:オレンジ(フラッシュ点灯)
以上のパターンをマイコン制御しています。
文字で書くと大変そうですが、やってみると意外と簡単です。
動画を撮ってみました。
という事で完成画像です。




気付かなかった方が多かったかもしれませんが、奥はこんな感じになっていました。

以上、スペランカーの製作記事でした。
16bitModelsでの展示は1日だけでしたが、機会があれば他の展示会にも持っていこうと思います。
どこかで見かけたら笑っていただければ幸いです。
※この記事は2016年8月6日までトップに表示されます。
8月6日に開催される「16bitModels ゲーム模型展示会」に参加します。

16bitModels ゲームキャラクター模型の展示会
日時 2016年 8月6日 土曜日 10:00-18:00 (入場無料)
会場 コトブキヤ秋葉原館5Fイベントスペース
〒101-0021東京都千代田区外神田1-8-8
参加作品のレギュレーションは
「2000年以前に発売されているコンピューターゲームの模型作品」
との事なので、久しぶりに外伝ボスを作る事にしました。
ワンフェスとの並行作業で色々バタバタですが、
お声掛けいただいたご期待に応えるべく、「偉大なる者」の完成目指して頑張ります。

8月6日に開催される「16bitModels ゲーム模型展示会」に参加します。

16bitModels ゲームキャラクター模型の展示会
日時 2016年 8月6日 土曜日 10:00-18:00 (入場無料)
会場 コトブキヤ秋葉原館5Fイベントスペース
〒101-0021東京都千代田区外神田1-8-8
参加作品のレギュレーションは
「2000年以前に発売されているコンピューターゲームの模型作品」
との事なので、久しぶりに外伝ボスを作る事にしました。
ワンフェスとの並行作業で色々バタバタですが、
お声掛けいただいたご期待に応えるべく、「偉大なる者」の完成目指して頑張ります。
