前回からの続き、第3回 16bitModels展示会 に出展したボランダの製作記録(最終回)です。
塗装が終わったパーツです。
持ち運びやメンテナンスを考慮して分解できるようにしてあります。

せっかく観覧車にしたので回転ギミックを入れてみました。
ちょうど手元にタミヤの低速ギアボックスセットがあったので、
これを使って観覧車の軸とプーリーで連結します。


早速試験運転をしてみたのですがここでトラブル発生
モーターは回っているのに観覧車本体は動いたり止まったりで回転が安定しません。
翌日に迫った展示会を前に修理する時間も無く、会場では少々不本意な展示となってしまいました・・・
帰ってから気付いたのですが、プーリーベルトに使った輪ゴムが
回転部分の重量で伸びてしまったのが原因のようでした。
という事で、ギミックの改良です。
まず、観覧車の軸にベアリングを入れて回転をスムーズにします。
ここはタミヤのミニ四駆用ボールベアリングがピッタリでした。

次はプーリーベルトの改良です。
輪ゴムのように伸びてしまわないよう、ウレタンベルトに交換します。
40cmくらいあれば十分なのですが、10m単位でしか買えませんでした(笑

そのままでは使えないので、必要な分だけ切ってリング状に加工します。
なるべく位置がズレないよう、ネットの記事を参考にノギスを使って両端を加熱溶着します。
切れたりしないか不安でしたが、接合部は力を入れて引っ張っても切れない程丈夫でした。

出来上がったベルトを装着して再チャレンジ。



今度は想定通りの安定したスピードで回転してくれました。
次回の16bitModelsは来年4月の開催予定。
既にテーマも発表されています。
僕も参加させていただきたいと思いますので
次回もよろしくお願いします!
塗装が終わったパーツです。
持ち運びやメンテナンスを考慮して分解できるようにしてあります。

回転ギミック
せっかく観覧車にしたので回転ギミックを入れてみました。
ちょうど手元にタミヤの低速ギアボックスセットがあったので、
これを使って観覧車の軸とプーリーで連結します。


早速試験運転をしてみたのですがここでトラブル発生
モーターは回っているのに観覧車本体は動いたり止まったりで回転が安定しません。
翌日に迫った展示会を前に修理する時間も無く、会場では少々不本意な展示となってしまいました・・・
帰ってから気付いたのですが、プーリーベルトに使った輪ゴムが
回転部分の重量で伸びてしまったのが原因のようでした。
という事で、ギミックの改良です。
まず、観覧車の軸にベアリングを入れて回転をスムーズにします。
ここはタミヤのミニ四駆用ボールベアリングがピッタリでした。

次はプーリーベルトの改良です。
輪ゴムのように伸びてしまわないよう、ウレタンベルトに交換します。
40cmくらいあれば十分なのですが、10m単位でしか買えませんでした(笑

そのままでは使えないので、必要な分だけ切ってリング状に加工します。
なるべく位置がズレないよう、ネットの記事を参考にノギスを使って両端を加熱溶着します。
切れたりしないか不安でしたが、接合部は力を入れて引っ張っても切れない程丈夫でした。

出来上がったベルトを装着して再チャレンジ。



今度は想定通りの安定したスピードで回転してくれました。
次回の16bitModelsは来年4月の開催予定。
既にテーマも発表されています。
僕も参加させていただきたいと思いますので
次回もよろしくお願いします!
前回からの続き、第3回 16bitModels展示会 に出展したボランダの製作記録です。
塗装はクレオスのMrカラーです。以下カラーレシピです。
イエロー: GX4 キアライエロー + GX1 クールホワイト
グリーン: C104 ガンクロームの下地にGX104 クリアグリーンをオーバーコート
紫 : C104 ガンクロームにGX108 クリアバイオレットをオーバーコート
ピンク : C63 ピンク + GX1 クールホワイト


口、眉のラインは薄めたタミヤエナメルのハルレッドをスミ入れ気味に。
顔、目の周囲にGX106クリアオレンジでシェイドを入れた後、
最後に全体をガイアのつや消しクリアーでコートしました。

ベースは百円ショップで買った白木材のボックスを素材に、
表面にウォルナットの端材を貼り付けてデコレート。
正面はゲームのロゴを塗装してブライワックスで仕上げました










もう少し続きます・・・
塗装
塗装はクレオスのMrカラーです。以下カラーレシピです。
イエロー: GX4 キアライエロー + GX1 クールホワイト
グリーン: C104 ガンクロームの下地にGX104 クリアグリーンをオーバーコート
紫 : C104 ガンクロームにGX108 クリアバイオレットをオーバーコート
ピンク : C63 ピンク + GX1 クールホワイト


口、眉のラインは薄めたタミヤエナメルのハルレッドをスミ入れ気味に。
顔、目の周囲にGX106クリアオレンジでシェイドを入れた後、
最後に全体をガイアのつや消しクリアーでコートしました。

ベース
ベースは百円ショップで買った白木材のボックスを素材に、
表面にウォルナットの端材を貼り付けてデコレート。
正面はゲームのロゴを塗装してブライワックスで仕上げました





完成画像





もう少し続きます・・・
4/14日にコトブキヤ秋葉原館で 第3回 16bitModels展示会が開催されました。
今回のテーマはズバリ 「セガ」 ということで、
アーケードからコンシューマーまでこれまでに発売された膨大な数のタイトルから
バラエティーに富んだ作品が展示されました。
当日は近隣で「セガフェス」も開催されていたこともあってか、
終日来場者が途切れる事の無い状態で、ご来場いただいた皆様には深く御礼申し上げます。
いつも通り(?)終了後しばらく経ってしまいましたが出展作品の製作過程をまとめます。

今回選んだモチーフはファンタジーゾーン2面のボス、ボランダです。
単純な形なのでRhinoのモデリングはすぐに終わりましたが、
某FPSからヒントを得て観覧車にアレンジすることにしました。
早速スクリーンショットを観ながらトラス構造のフレームをモデリング、
外側で回る紫の球状部分はゴンドラに変えてボランダを観覧車に変身させました。

時間が無いので出来上がったデータはパーツ毎にZortraxでどんどん出力しながら残りのモデリングを進めます。

出力されたパーツは一見綺麗に見えますが、指で触れるとはっきりわかる積層段差が残ります。

下側は更に荒れた状態です。
出力時の配置を工夫する事で回避できるのですが、今回はこのまま修正して使います。

磨く時間を節約するため、細かいディテールが無いパーツは表面処理にアセトンを使います。
やり方は簡単、アセトンを入れたタッパーにパーツを一緒に入れてしばらく待つだけです。
30分もすれば表面が溶けてツルツルの表面に仕上がります。
※.アセトンは可燃物なので周囲は火気厳禁です。

アセトンでも消えなかった段差はここから手作業で磨きます。

ほとんどのパーツはZortraxで出力しましたが、
観覧車のフレーム部分はForm2で出力していただきました。


ゴンドラのフレームは冶具を作って真鍮線のハンダ付け。
画像で見ると歪んでるのがわかりますね(汗

開催一週間前、なんとか全パーツが揃いました。

以下、次回に続きます・・・
今回のテーマはズバリ 「セガ」 ということで、
アーケードからコンシューマーまでこれまでに発売された膨大な数のタイトルから
バラエティーに富んだ作品が展示されました。
当日は近隣で「セガフェス」も開催されていたこともあってか、
終日来場者が途切れる事の無い状態で、ご来場いただいた皆様には深く御礼申し上げます。
いつも通り(?)終了後しばらく経ってしまいましたが出展作品の製作過程をまとめます。

今回選んだモチーフはファンタジーゾーン2面のボス、ボランダです。
単純な形なのでRhinoのモデリングはすぐに終わりましたが、
某FPSからヒントを得て観覧車にアレンジすることにしました。
早速スクリーンショットを観ながらトラス構造のフレームをモデリング、
外側で回る紫の球状部分はゴンドラに変えてボランダを観覧車に変身させました。

時間が無いので出来上がったデータはパーツ毎にZortraxでどんどん出力しながら残りのモデリングを進めます。

出力されたパーツは一見綺麗に見えますが、指で触れるとはっきりわかる積層段差が残ります。

下側は更に荒れた状態です。
出力時の配置を工夫する事で回避できるのですが、今回はこのまま修正して使います。

磨く時間を節約するため、細かいディテールが無いパーツは表面処理にアセトンを使います。
やり方は簡単、アセトンを入れたタッパーにパーツを一緒に入れてしばらく待つだけです。
30分もすれば表面が溶けてツルツルの表面に仕上がります。
※.アセトンは可燃物なので周囲は火気厳禁です。

アセトンでも消えなかった段差はここから手作業で磨きます。

ほとんどのパーツはZortraxで出力しましたが、
観覧車のフレーム部分はForm2で出力していただきました。


ゴンドラのフレームは冶具を作って真鍮線のハンダ付け。
画像で見ると歪んでるのがわかりますね(汗

開催一週間前、なんとか全パーツが揃いました。

以下、次回に続きます・・・